PROGRAM

新しい音への扉を開く!ワークショップ・コンサート

ヴァイオリンとモーションセンサーの部屋

世界的に活躍するヴァイオリニスト・作曲家の木村まりがアメリカからやってくる!木村はコンピューターなどの最先端の技術と音とをかけ合わせ、新しい表現を生み出すアーティストです。これまでにパリの国立音楽・音響研究所IRCAMレジデント作曲家やカリフォルニア大学アーバイン校芸術学部音楽科作曲・即興・テクノロジー統合学科 教授を務めるなど、その先進的な活動が世界から評価されてきました。
今回は、自身が開発したモーションセンサーMUGIC®の仕組みや最新技術を使った作品の紹介から実演まで、トーク付きコンサートをお届けいたします。MUGIC®は現在、多諸国のアーティストたち、ハーバード大学やジュリアード音楽院で使われています。
コンピューターによって拡張する音楽の世界をぜひお楽しみください。

Program notes 文:木村まり

藤倉大/モーション・ノーションズ
Fujikura Dai: Motion Notions
2019年に藤倉大さんにMUGIC®とバイオリンのための曲《モーション・ノーションズ》を委嘱させて頂きました。コロナ禍の中、藤倉さんと私はロンドンと南カリフォルニアで隔離している間、遠隔のコラボでした。MUGIC®を弓を持つ右手の手袋にウェラブルとして内蔵し、バイオリンの弓の速さを使って電子音やイフェクトを変えるなど、モーションセンサーならでは演奏表現の拡張をしました。

木村まり/アイゲンスペース
Kimura Mari: Eigenspace
《アイゲンスペース》は演奏の動作を電子音源に反映させた初めての自作で、東日本大震災に思いを馳せた「我々の場所」の意の曲です。(ドイツ語でアイゲン(Eigen)は「自己の」という意味で、Eigenvalueとは動きを解析するため使われた数式のこと)現在、MUGIC®はハーバード大学、カリフォルニア大学、ジュリアード音楽院、ベルリン芸術大学、トロント大学などをはじめ、世界中の音楽家だけではなくダンサー、美術家やサーカスにまで使われています。詳しくはこちらをご覧ください。


fujicome
木村マリさんは面白いヴァイオリニストで、ヴァイオリンの演奏が素晴らしいだけではなく、コンピュータのプログラミングや、弓の速さや角度などを察知するモーションセンサーの発明、そのプログラミングもしてしまう方、そして作曲も。

開催概要

日程:2022.7.16(土)12:30~13:15[受付開始12:15]
会場:シンフォニースペース(5F)
出演:出演:木村まり(ヴァイオリン・モーションセンサー)
Kimura Mari, Violin/Motion Sensor

■Tickets

チケット:1,000円(税込)
発売:2022.6.6(月)10:00~

※定員あり、事前申込制(先着順)
※公演は45分間を予定。
※0歳から入場可。2歳以下は保護者の膝上鑑賞に限り無料。お席が必要な場合はチケットをお求め下さい。
※チケット購入の際、「スペシャル・コンサート」のチケットは必要ありません。
※やむを得ぬ事情により、内容が変更になる場合がございます。
※公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。


チケット購入
東京芸術劇場ボックスオフィスオンライン購入
※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)
0570-010-296
(休館日を除く10:00~19:00) ※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
【窓口】営業時間:休館日を除く10:00~19:00
交通アクセス
東京芸術劇場
東京都豊島区西池袋1丁目8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。


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