ボンクリ・フェス2021公式|“Born Creative”Festival 2021|東京芸術劇場

ARTIST

藤倉大

藤倉大 Dai Fujikura
作曲家/ボンクリフェス2021アーティスティック・ディレクター
Composer/Artistic Director

大阪生まれ。15歳で単身渡英しベンジャミンらに師事。数々の作曲賞を受賞、国際的な委嘱を手掛ける。15年にシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱によるオペラ《ソラリス》を世界初演。19年に尾高賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。20年にオペラ《アルマゲドンの夢》を新国立劇場で世界初演。数々の音楽誌において、その年のオペラ上演におけるベストに選出された。近年の活動は多岐に渡り、リモート演奏のための作品の発表や、テレビ番組の作曲依頼も多数。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルや自身が主宰するMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版されている。
アンサンブルノマド
アンサンブル・ノマド Ensemble NOMAD
現代音楽アンサンブル Contemporary music ensemble

ギタリスト佐藤紀雄の呼びかけによって集まった無類の個性豊かな演奏家によって結成されたアンサンブル。「NOMAD」(遊牧、漂流)の名にふさわしく、時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムによって独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目されている。

佐藤紀雄
佐藤紀雄 Norio Sato
指揮・ギター Conductor, Guitar

ギター奏者として古典のレパートリーのほか武満徹、高橋悠治、近藤譲、松平頼暁、福士則夫などの作品の世界初演を手掛け、また指揮者としても内外の現代作品の演奏、初演を行っている。1997年にアンサンブル・ノマドを結成し、音楽監督に就任。ソロ、アンサンブルのCDも多数リリースしている。

LEO
LEO
箏 Koto

1998年横浜生まれ。9歳よりインターナショナルスクールの音楽の授業で箏を始める。カーティス・パターソン氏、沢井一恵氏に師事。16歳で「くまもと全国邦楽コンクール」史上最年少 最優秀賞・文部科学大臣賞受賞。2021年4月、鈴木優人指揮・読売日本交響楽団との共演で藤倉大作曲「箏協奏曲」(委嘱新作)を世界初演。
出光音楽賞、神奈川文化賞未来賞受賞。東京藝術大学在学中。

山崎阿弥
山崎阿弥 Ami Yamasaki
声 Voice

声のアーティスト、美術家。自らの発声を基に反響定位に近い方法で空間の音響的な陰影を認識し、パフォーマンスやインスタレーションによる変容を試みる。近年は量子力学に関心を持ち、科学者とのコラボレーションとラボ設立に力を注ぐ。
Asian Cultural Councilフェロー(2017)、国際交流基金フェロー(2018)、瀬戸内国際芸術祭(2019)、「語りの複数形」(2021、東京都渋谷公園通りギャラリー)、「JAPAN. BODY_PERFORM_LIVE」(2022、ミラノ現代美術館、イタリア)。

東野珠実
東野珠実 Tamami Tono
笙 Sho

雅楽を芝祐靖に師事。笙奏者として、90年より国立劇場主催公演をはじめ、ウィーンモデルン等に出演。ヨーヨー・マ、坂本龍一、田中泯らに招聘されるなど、古典から新作まで幅広いジャンルで創作・演奏を通じ活動を展開。雅楽演奏団体伶楽舎、現代邦楽作曲家連盟所属。星筐(Hoshigatami)の会主宰、国立劇場雅楽声明専門委員。

尺八アンサンブル「風雅竹韻」
尺八アンサンブル「風雅竹韻」
(村澤寶山、柴香山、長谷川将山、風間禅寿、吉越瑛山、笠原道樹)
Elegant Bamboo Ensemble/Fugachikuin


尺八アンサンブル「風雅竹韻」は、2016年に大阪・いずみホールで開催されたコンサートを皮切りに活動をスタート。これまでに北九州響ホール、浜離宮朝日ホールなど日本有数のホールにてコンサートを展開。藤原道山と若手演奏家達が、一糸乱れぬアンサンブルを披露します。2018年7月には浜離宮朝日ホールにて2年連続で収録されたライブ盤CDをリリース。尺八の持つ可能性を追求する芳醇な響きをお楽しみ下さい。

永見竜生[Nagie]
永見竜生[Nagie] Tatsuo Nagami[Nagie]
エレクトロニクス Electronics

マルチ・サウンドクリエイター、レコーディング・エンジニア。藤倉大/ 歌劇「ソラリス」(東京芸術劇場 2018) にてエレクトロニクス / サウンドプロジェクションを担当。蒲池愛の現代音楽作品のMaxプログラミングを行いISCM、ICMC、NIMEに入選。aikamachi+nagie , ANANT-GARDE EYESとしてCM、アニメ、映像作品のRecordingからMix、作曲を行う。卓越した音響加工の手腕が評価されている。
OFFICIAL SITE

八木美知依
八木美知依 Michiyo Yagi
箏 Koto

邦楽はもちろん前衛ジャズや現代音楽からロックまで幅広く活動するハイパー箏(こと)奏者。多くのジャズ・フェスティヴァルのステージに立ち、世界中の優れた即興家と共演を続けるかたわら、J-POPアーティストのコンサートや録音にも参加。英ワールドミュージック誌 Songlines の《世界の最も優れた演奏家50人》に選ばれている。

木村麻耶
木村麻耶 Maya Kimura
箏 Koto

第17回賢順記念くるめ全国箏曲祭賢順賞受賞等、受賞歴多数。国内外からの招請、新作初演も数多く手掛け、この音とまれ!CD等、多数参加。第14回佐治敬三賞受賞。Born Creative Festival2020出演。4plus、紡ぐ糸としても活動中。橋本はるみ氏、野坂惠子氏、滝田美智子氏に師事。

大友良英
大友良英 Otomo Yoshihide
作曲 Composition

ターンテーブル奏者、ギタリスト、作曲家。実験的な音楽からジャズやポップス、NHKの朝の連続小説「あまちゃん」の作曲など作風は多種多様。日本はもとより世界各地で多くのアーティストとコラボレーションを行う。NHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当する。

本條秀慈郎
本條秀慈郎 Hidejiro Honjoh
三味線 Shamisen

本條秀太郎に古典・現代音楽を師事。演出家蜷川幸雄らが演奏を高く評価。桐朋学園短期大学部卒。ACCフェローによりNYへ留学。ロンドンウィグモアホールソロリサイタル。文化庁文化交流使に任命されインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル、アンサンブル・モデルンやアンサンブル・アンテルコンタンポラン・ソロイスツとコンサート。国内外の作曲家への委嘱活動も展開し国際的な活動を続けている。

小濱明人
小濱明人 Akihito Obama
尺八 Shakuhachi

石川利光、米谷智に師事。NHK邦楽技能者育成会修了。尺八新人王決定戦優勝。国立劇場主催「明日をになう新進の舞踊・邦楽鑑賞会」出演。ACCの助成によりNYに留学。ラ・フォル・ジュルネ他、多くの国際音楽祭に招待参加。海外公演は36カ国に及ぶ。『古典本曲三部作|寂静光韻』『LOTUS POSITION with 山下洋輔』他、計10枚のアルバムを発表。学習院大学非常勤講師。JSPN会員。

本田珠也
本田珠也 Tamaya Honda
ドラムス、パーカッション Drums, Percussion

69年東京生まれ。父・本田竹広(p)、母・チコ本田(voc)、叔父に渡辺貞夫(as)、渡辺文男(ds)という音楽家系に育ち、若干13歳で父率いるNative Sonのドラマーとしてステージに立つ。菊地雅章、辛島文雄、ケイ・アカギ、菊地成孔らとの活動を経て日本のトップ・ジャズ・ドラマーとしての地位を確立。近年は特にフリー・インプロヴァイザーとしての腕を極めており、ペーター・ブロッツマン、八木美知依、大友良英、坂田明らと共演している。

本條秀英二
本條秀英二 Hideeiji Honjoh
三味線 Shamisen

1991年、アメリカ ロサンゼルスに生まれ、6歳よりピアノを始め10歳より三味線とクラリネットを始める。UCLA在学中 2009年より本條秀太郎に師事し、本條秀英二の名を許される。桐朋学園芸術短期大学芸術科音楽専攻日本音楽専修卒業。本條秀太郎に現代音楽を
師事した。2015年、日独青少年交流コンサートに参加「ミュンター市、エッセン市、ハンブルク市、バート・オルデスレー市」

吉澤延隆
吉澤延隆 Nobutaka Yoshizawa
箏 Koto

東海大学大学院芸術学研究科修士課程修了。08年 第15 回賢順記念全国箏曲コンクールにおいて第1位・賢順賞を受賞。2021年より、異なる分野のアーティストや専門家をつなぐコンサート・プロジェクト「NOBULAB.」(ノブラボ)をスタート。また近年ではコンサート活動に加え、東京文化会館ワークショップ・リーダーとして未就学児やその家族などに対するワークショップ活動も行っている。現在、東海大学教養学部芸術学科非常勤講師

藤舎夏実
藤舎夏実 Natsumi Tosha
囃子 Hayashi

1991年福岡生まれ
藤舎呂英、藤舎千穂に師事。
2012年3月 有明教育芸術短期大学卒業
2014年3月 東京藝術大学音楽学部邦楽科邦楽囃子専攻別科修了   
いしかわ子ども邦楽アンサンブル講師   
藤舎流 真しほ会、青濤会 同人

雫境(だけい)
雫境 DAKEI
「音のない“オンガク”の部屋」監修
舞踏 Butoh

聾(ろう)の舞踏家。1996年~2001年日本ろう者劇団に在籍。1997年舞踏家・鶴山欣也(舞踏工房 若衆・主宰)の誘いを受け、舞踏を始める。2000年ユニット・グループ「雫」を旗揚げし、国内外で公演・ワークショップを行う。2013年映画『わたしの名前は...』出演、2016年映画『LISTEN リッスン』を牧原依里と共同監督、小野寺修二演出作品等に出演するなど多岐にわたって活動。2019年舞踏をベースにした身体表現を模索するユニットグループ「濃淡」結成。

牧原依里
牧原依里 Eri Makihara
「音のない“オンガク”の部屋」監修


映画作家。ろう者の「音楽」をテーマにしたアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』(2016)共同監督。2017年に東京国際ろう映画祭を立ち上げ、 仏映画『ヴァンサンへの手紙』の配給宣伝など担う。「育成×手話×芸術プロジェクト」で、ろう・難聴当事者の人材育成と、ろう者と聴者が集う場のコミュニティづくり等を行っている。

檜垣智也
檜垣智也 Tomonari Higaki
「電子音楽の部屋」監修
Electronics Music Room Supervisor

愛知県立芸術大学大学院修了。博士(芸術工学、九州大学)。フランス留学中に現代音楽の作曲とアクースモニウムの演奏で注目される。ハーバード大学、ケルン大学、Futura音楽祭等で招待公演を行う。フランス国立視聴覚研究所音楽研究グループ、回路の詩神、高橋アキ等から委嘱をうける。2枚のソロCD『Mahoroba』(2011)、『囚われた女』(2015)をリリース。第5回国際リュック・フェラーリ・コンクール最高賞(2003)、第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2014)など受賞、入選多数。東海大学准教授、大阪芸術大学客員教授。

石丸耕一
石丸耕一 Koichi Ishimaru
「トーンマイスター石丸の部屋」講師
Tonmeister Ishimaru's Room Lecturer

舞台音響を辻亨二氏に、オペラの音響をボリショイ劇場元芸術監督ボリス・ポクロフスキー氏に師事。歌舞伎座、新橋演舞場勤務の後、東京芸術劇場音響チーフ。劇場主催のオペラ「藤倉大 ソラリス」(日本初演)「井上道義×野田秀樹フィガロの結婚」等のサウンドデザインに携わる。昭和音楽大学講師を兼務。

ノマド・キッズ
ノマドキッズ NOMAD Kids


東京芸術劇場
東京都豊島区西池袋1丁目8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。
 文化庁委託事業「2019年度戦略的芸術文化創造推進事業」主催:文化庁、公益財団法人東京都歴史文化財団企画制作:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)助成:公益財団法人ロームミュージックファンデーション 機材協力:ボーズ合同会社 協力:サントリーホールディングス株式会社
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